釧路労災病院 > 臨床研修プログラム > 釧路労災病院で出来ること

釧路労災病院で出来ること

宮城島 拓人
広い大地に育まれた、
広い心と技術をもつ医療集団
副院長・内科部長 宮城島 拓人
卒業大学:北海道大学
専門:消化器・血液・腫瘍

当院は北海道のなかでもさらに広大な土地を有する道東の拠点都市、釧路にあります。 南には太平洋が、北には丹頂の飛ぶ釧路湿原が横たわり、その奥に阿寒の連山が雄大な姿を見せています。 そしてそれらがすべて当院から見渡すことが出来るのです。
当院は釧路市をはじめ近隣町村合わせておよそ35万人の医療圏のなかで、その中核を担って50年以上になります。 そのなかで、地域から求められた内科の指命は、専門の壁に囚われることのない一般診療、救急体制でした。 私たちは専門医であるまえに、ジェネラル・フィジシャンでありたいと思っています。 そのうえで、確固たる専門的知識と技量を兼ね備えることこそ臨床医に求められる姿勢だとの信念のもと、自己研鑽と臨床研修医への指導に当たっています。
我々内科軍団のバックボーン(専門)は、消化器、血液、腫瘍です。それに加えて、より専門性に特化した神経内科があります。 内科スタッフは11人(うち、部長として指導にあたるのが5人、後期研修を終えたシニアが2人)それに後期研修医、初期研修医が数名加わります。 また神経内科は2人の体制で日夜診療に励んでいます。 最近勤務医の過重労働や燃え尽きなどが問題になっていますが、この広大な土地に育まれていると、なんとなく癒される気がします。 どうですか、自然豊かなこの土地で、阿寒連山に抱かれながら、臨床医としての一歩を踏み出してみては。研修の質は私が保証します。

放生 憲博
釧路労災病院で整形外科医としての
一歩を踏み出してみませんか!
副院長・整形外科部長 放生 憲博
卒業大学:北海道大学
専門:脊椎外科

釧路は北海道の東部に位置する港町で、豊かな自然と美味しい海の幸が魅力的な観光地です。釧路湿原は日本最大の湿原で、タンチョウやエゾシカなどの動物や、ミズバショウやハマナスなどの植物を見ることができます。釧路川ではカヌーやカヤックを楽しむことができ、夕日が美しいことで有名です。釧路港では新鮮な魚介類を使った料理を味わうことができます。特に、釧路名物の花咲ガニは絶品です。釧路は四季折々の風景が楽しめる素敵な町です。
釧路労災病院整形外科は、指導医が全員日本整形外科学会専門医であり、研修医の教育に力を入れています。また、当科は先進的な治療に日々取り組んでおり、脊椎手術や人工関節置換術などの高度な手技を学ぶことができます。当科では、研修医の意欲や能力に応じて、手術や診療に積極的に参加していただきます。
整形外科は、超高齢社会において決して欠くことのできない診療領域であり、今後その重要性は間違いなく増加します。釧路労災病院整形外科は、整形外科の魅力を存分に感じられる環境です。ぜひ一度見学にお越しください。

小笠原 和宏
豊富な症例があなたを待っています
院長代理・外科部長 小笠原 和宏
卒業大学:北海道大学
専門:消化器外科・一般肝臓外科・振動障害

釧路労災病院外科は、副院長1名・指導医4名・病棟医2名の計7名体制で運営されています。 消化器外科を中心に、乳腺外科、呼吸器外科ならびに一般外科を手がけており、その手術件数は釧路管内では最多です。 当院内科とは合同カンファレンスを通じで密接に連携しており、診断から手術、外来フォローアップまで数多くの症例を通して学習することが可能です。 単に「手術を覚える」のではなく、病態の理解に基づいて手術適応を論理的に判断し遂行する能力を習得してもらうように指導しています。 一方で、癌の外科治療は当科における診療の柱であり、根治的手術のみならず、化学療法・放射線療法や再発治療、さらには終末期癌に対する緩和医療までを一貫して対応しています。もちろん、疾患・手技によっては内科との分業が確立しており、より専門性の高い治療を実施しています。 一年次には、内科系研修に続いて3ヶ月間のローテーションが組まれており、診断学の基礎を学んだ上で外科手術を経験することができるようになっています。 消化器・一般外科の専攻を希望する場合、二年次に選択診療科として外科を選ぶことができ、手術の基礎からじっくりと修練することが可能です。 さらには、北海道大学第一外科との連携による後期研修により、北海道から世界に羽ばたく外科医への道が開けています。 日本外科学会・日本消化器外科学会・日本乳癌学会の専門医研修が可能です。 熱意あふれる看護師・薬剤師とのカンファレンスも実施され、チーム医療に基づく患者本位の医療を実践しています。 大きすぎず、小さすぎず、ほどよい規模の地域中核病院で、年間700件を超える手術があなたを待っています。